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皆さんの熱い想いを、存分に伺うべく座談会をもうけました。 なんと、2時間にわたって 5人の思いをそれぞれ語っていただきました! 少々長いですが、ゆっくりと時間をかけて存分にご覧ください。 (レポーターより )
レポーター(以下レポ):まず、どのように起業したのか教えてください。
砂子澤社長(以下社長):起業するにあたって本当にドラマみたいなんですよ。 私ね、文章考えるの好きなんですよ。ビジョンから、方針から・・本当は後からやってもいいことなんだけど、起業にあたって最初の一ヶ月これからはじめました。 ここにいる私、佐藤、石杜、若狭、川村の5人全員と語り合って、相談しあって、会社の方向性を全員で確認して、一致団結して「ハウジングサポート」の経営方針・ビジョンが完成しました。 何故そこにこだわったかというと、社員一人一人の基本がブレていると、(起業しても)長く続かないだろうと。
一同頷く
社長:起業にあたって、奇麗事で言うんじゃないんですけれども、株式会社(全員で資金を持ち寄って)にしたのは全員が取締役となって、取締会で持って、何事も決めるとしたんですね。 ええ、何事にもです。行政書士さんのところに行って話をしたとき、「全員取締役員ですか?」って驚かれたましたよ。(笑)
社長:人数がたった5人の会社ですから、一人が二役、三役やっていかなければ、まわりません。まあ、みてても自然と二役、三役こなしてくれていますけどね。
佐藤:まあ、若狭が一番担っていますかね。
若狭:そうですかね?
社長:どうなっても、この5人とは一生付き合うかけがえのない仲間だと思ってますから。
レポ:そういえば、年齢層がバランスがいいですね。
社長:これがちょうど良くバランスが良かったんですよ。
佐藤:多分これが、誰か二人とかだと失敗してたかも。(笑)
若狭:ちょっとわかんないですね〜。(笑)
一同(笑)
レポ:5人の営業スタイルはどうなんですか?
社長:あ、若狭と一緒に営業に行っても、来なくていいって言われるもん。
若狭:それは主婦の皆さんが若い方がいいってことで・・・(照れ笑い)
社長:ほんとにはっきり言うんだもん。来なくていいって。だから、『はい!分かりました!』って本当に行かないよ。(笑)
佐藤:(主婦にモテている若狭に)やきもち焼いてるから。(笑)
社長:いやいや、若狭は主婦ではなく若い女性に人気があるの。本当に家庭の主婦に人気があるのは石杜。
石杜:私ですか?
一同:ああ〜、なるほど〜(納得)。
社長:ちなみに、私と佐藤はおじいちゃん、おばあちゃん(に人気がある)。
一同:ああ〜(再び納得)。
社長:なんていったって、私は昔からおばあちゃん子だったから。だから話をしてて面白いよ。
佐藤:川村は、まだまだこれからだからね。でもすごく一生懸命なんですよ。
川村:人と接することが好きで営業職を選びましたから。すごく、楽しいです。
社長:『フリーター』という言葉がありますよね。カタカナにすると響きがいいですけどね、日本語で言うと『世捨て人』という意味合いになるんではないでしょうか? 『おれ、今「世捨て人」』と言われると、どう感じます?でも、これが「おれ、今フリーター」となると、普通に聞こえるでしょう。
一同:神妙になる。
レポ:確かに、フリーターって重みがないですよね、例えると、一回転して社会に戻ってきそうな感じですかね?
社長:それを踏まえて、『営業マン』と『セールスマン』も同じことが言えるんですよね。 内容は同じでも、呼び方1つでお客様の捕らえ方、感じ方が違う。 だいたい同業者さんは『営業』と言ってるね。なぜなら営業のほうが信頼される重みが違うから。『セールス』だとなぜか悪い響きに聞こえてしまう。言葉ひとつですが、それが大事なことなんですよ。 ・・・実は こう見えても、私、気が弱いですよ。ですから、些細なことひとつひとつを大事にして、お客様と接していこう、と。
佐藤:で、私の方がイケイケドンドン!な性格と・・・(笑)
一同:大爆笑
社長:その間を縫って、石杜が中立な性格といいますか、立場ですね。石杜は、5人の話の聞き役なんですよ。まさしく、潤滑油的役割、中和させてくれるんですね。
石杜:黙って含み笑
社長:欲を言うと、サポートしてくれる女性が一人いればバランスがもっと完璧なんになるんですけどね〜。男は安心して営業して仕事を増やす、女性が私たち営業や会社を管理してもらう。そうすればハウジングサポートは鬼に金棒ですよ。 (補足追加:座談会の後に、見事女性が入社し、鬼に金棒のバランスになりました!)
レポ:これからハウジングサポートの展開内容はどうですか?主力商品はなんですか?
社長:数年、主にリフォーム関係を(流れ的にも、ノウハウ的にも)しっかりとやってきましたので、いずれリフォームに付随して介護保険適用外事業を謳っていきたいですね。リフォームは介護問題を見据えてやっていきたい。
レポ:介護保険適用外事業とは具体的にどのようなことですか?
社長:適用外事業というのは、しごく簡単に言うとヘルパーみたいなものです。リフォームの話をしに行くいろんな話が聞こえてくるんですよ。些細なことなんですが、ゴミを捨ててほしいとか、草をとってほしいとか。結構あるんです。若い人たちにとってみれば簡単にできることなんですけれど、高齢者にはとっては難しいことになることのほうが多いのです。 そして、高齢者のそういう弱みに付け込んで変なことをやっている業者があるのも悲しい事実です。私たちは、増改築とか新築とかリフォームなど従来のハウスメーカーとしての役割はもちろんのこと、そちらのほうに力をいれて行きたいと考えています。
社長:そのための業者関係さんなどしっかりとつくっているつもりです。きっかけは、起業する前からですが、自分たちでやろうと決めていました。
佐藤:介護目的のリフォームをやってるとそういう情報が流れてくるんですよ。
レポ:それは戸建(注文住宅)だけですか?
佐藤:いえいえ、私が賃貸を担当していますので賃貸もしっかりやれますよ。賃貸の物件も、リフォームを定期的に行わなければいけませんから。賃貸に関して、私は4年間やってきました。
レポ:そうすると戸建、リフォーム、賃貸の3本の柱があって、その中でも軸はリフォームで介護に力を入れて展開してきたいと?
佐藤:当然賃貸をやっているとリフォームの話も聞こえてくるんですよ。 今までの新築・新規物件から、耐久性の高い住宅、中古住宅のリフォームと住宅基本法という国の指針も方向性が変わりました。これからは住宅適合法は変わっています。中古住宅のリフォームひとつとってみても考え方が変わりました。今までだと二十何年も建て替えの新築物件の営業をしてきたわけですから、リフォームするのだったら建て替えを薦めた方が良かったわけですよ。でも、これからは違います。 リフォームをすることで対応できるんです。 いえ、正直今まででも、心の中では「まだ十分に住めるのではないか」とは思ったときもあるんですけど難しかった。非常に残念なことをしてきました。
レポ:少し話がそれるのですが、前々から疑問に思っていたことがありまして。 今、少子化問題が話題ですよね?最近ニュースで、2050年には人口は7000万人まで衰退するという発表がありました。そうするとあと40年強で家が余る時代がくるのではないかと思うのですが。
社長:余ってくる家をどう使うか。余った家をどのように活用するかにかかってきますよね。 去年の経済白書に掲載されてあったのですが「親と同居したいか」という質問ではほとんど『ノー』なんでにすよね。ただ、同居はしたくないけれども、近くにはいてほしい。大きい農家なんかでは一昔前では母屋を二世帯住宅に建て替えていたのですが、今では敷地の土地にもう1つ建てるという事例も増えているんですよ。 そういうことから見ましても、私が今後新築よりもリフォーム部門に力を入れて、介護保険適用外事業とからめていくという方向性は間違っていないのではないかと思います。
佐藤:団塊世代のジュニアがこれから家を建てる年代なんですけれども、確かに新築物件は落ち込むと思います。ただし、賃貸志向、しかもいい物件の賃貸が強まっている世代なんです。 ご両親(団塊世代)は、持家を持っている方が多いですよね。で、団塊世代の子供たちが結婚をして住もうと思ったら家を建てずに住める環境はあるわけなんです。 ただし、先ほど社長が申したとおり、同居はしたくないと。そうなると、若いうちはいい賃貸に住みたいと思うんですよ。そして、それが今までであれば普通の4万5万レベルの物件じゃダメなんですよ。そういう若い人たちが最近は多いんです。
レポ:なぜ4万5万レベルでは駄目なんですか?
佐藤:それは、団塊世代のご両親が建てた家、すなわち子供が育った家自体が近代的な家が多く(例えばウォシュレットトイレ付き)、自分たちも同様にレベルの高い、質のいい家に住みたいと思うんです。あと4千5千円、1万円高くてもいい物件に住みたいという欲求が強いんです。
レポ:ここ何年か戸建賃貸やメゾネットタイプが多いのはそのためなんですね。
佐藤:オーナー側ではなく、入居者側のことを考えると高い物件でも需要があるから、例えば音が響かないメゾネットタイプや戸建てタイプの賃貸を建てるんですよ。 うちは三本の柱、三本の矢なので、将来的なことを考えても、今後の少子化にもどちらにも対応できるんですよ。 質のいいアパートを建てて、アパートをリフォームしていけばいいんですよ。もともと質のいいアパ ートですから、リフォームで十分使用できます。ですから、やはり基本はリフォームなんですよ。
レポ:では、今後家を考えている人に対して、賃貸物件がいいのか、家を建てる(持家)のとどちらがいいのですか?
社長:私もいろいろ聞きますし、今までの様々な現場の話を聞くと、「高齢になると、土に近いところにいたい」とおっしゃいます。 これは私も思っています。たとえ、その家がバラックだとしても、自分の持家が一番いい。これは間違いないと思います。いくら立派なマンションでも賃貸ですし、購入しても建物の一角にすぎない。 歳をとって、持家がないと十何万もする老人ホームに入るしかないんですよ。現時点のお話ですけどね。月に十何万ですよ?そんなお金もっている人、たくさんはいませんよ。 ですから理想ですが、最終的には多少安くても、狭くても全員が家を持っているか、お年寄りに優しいバリアフリーの賃貸があって、みんなが安心して暮らしていける場所を提供したい。 それが私どもの会社の義務、使命だと思っています。 今は、起業したばかりですので理想論に聞こえるかもしれませんが、もう少し時間をかければステップして基礎をつくったらできそうな気がします。
佐藤:もともと盛岡市は、東北の中で宮城県仙台市の次に土地が高いんですよ。市内で土地を買っても建てられない人も多くいるんです。だから矢巾など盛岡の近郊に家を持つ人が多い。
社長:家が大きすぎる。ホントに大きい(苦笑)。実際はそんな大きな家はいりませんよ。大きいのがステータスと思ってる人が多すぎる。プライベートルームと、みんなが寛ぐ共有のリビングルーム、水廻りのスペース、後、来客用の部屋。これだけで十分ですよ。そうすると30坪から35坪で建てることができます。 一昔前の大手メーカーがモデルハウスを大きくつくってしまったこと。 その大きさが標準になってしまった。確かに今より2世帯同居も多かったですし、家族人数が多かったかもしれません。 ただ、これは核家族主流の今の時代には当てはまらないということなんです。(大きい家が良いというステータス) 悪しき慣習(間違った認識)は正していかなくてはならねばと思っています。
佐藤:夫婦の快適な空間があればいい。もしくはお客さんや子供が来たとき、ちょっと休めるスペースがあればいい。
レポ:子供も成長していって、思春期には子供部屋が欲しいと思って用意する。でも、大きくなって家を出れば不要な部屋となりますよね。
社長:少子化になってきましたでしょ?子供のために部屋を沢山つくるのはナンセンス。将来的な目で、残りは夫婦二人ですからね。沢山部屋が余る家になってしまう。
社長:家を建てるにあたってお客さんは、これこれああしたい、こうしたいって希望をいいますよね。一生に一度の家ですから当然です。それに対して、私ども営業は、いかにもやってあげるみたいな。これだけ頑張りますよと。でも、それはおかしい。お客さんに、逆にこれくらいの予算だったらこれくらいのことができます。と提案するのが本当じゃないのかなって。 お客様が「これこれお願いします」、私どもハウスメーカーの営業がいかにも「これくらいかかります。」みたいなやりとり。 お客様に本当に信頼されるには、お客様にいくらご予算をお出しできるんですかって聞いて、このくらいの予算だったらこのくらいのことはできますって要望に応えるのが本来の姿ではないかと。これをしないと本当に欲しい家がブレてきてしまいますよ、と。これは若狭に言われて、ドキッとしました。
レポ:ハウスメーカーさんは家のタイプはこうだと。 営業マンの方は高いモデルハウスの方からああだこうだと、説明をして進めていますよね。 じゃあ、実際見たときにあれが足りない、これが足りない、そうするとじゃあ足しましょうと、結局予算が高くなってしまう。じゃあ、最初の値段はなんだったの?みたいなことは経験あります。
社長:私自身、ずっと感じていたことは、坪単価や予算などは勝手な会社やメーカーの押し付けなんです。これもいいです、あれもいいです、これもつけましょう、あれもこれもつけて坪いくらです。こんな勝手な話はありませんよ。 ウォシュレットをつけましょう、洗面台はこれがいいでしょう、流し台はこれが理想ではありませんか? ・・・ 正直、一連の流れ台詞で私も売ってきたことはありますよ。 最低限シンプルなものでほしいものを聞いて、そのあと他にご希望ございますか?という形の流れが本当なんですよ。 お客様は本当はこのくらい部屋数がほしいけれども、予算がこのくらいだから、それにあわせた予算組みで部屋をつくればいい。 予算の中でさえやれれば、殿様営業しなくても全然問題はないはずなんですね。
若狭:リフォーム設備というよりは手直しするからこその建物ですから。メンテナンスしなければ、さびてきますので、ようは車と一緒ですよ。 社長:新築物件(注文住宅)としては高断熱、高気密、は最低条件。自然の素材を売っている会社は少し寒いほうがいいなんていいますけど、それは嘘ですよ。 新築の最低条件として、高断熱、高気密、全室暖房、全室換気それに自然素材がアルファできれば最高ですよ。質のいい家を買ってもらってリフォームして長く付き合っていくことができます。
社長:うちの会社のモットーは家族はいなくちゃだめ。
若狭:男は25で結婚しなくちゃダメなんだ。って20歳の頃から結婚するまでの5年間言われ続けたんですよ〜。(実際、25歳手前で結婚しました。) でも、家族を大事にしろって言われている割には、社員みんな結婚指輪してないんですけどね。 結婚指輪をしてはだめだっていわれてるんです。
佐藤:なんだかんだとはいえ、社長には『徳』があるんですよ。なんでみんなが集まったかというと、社長の人徳ですよ。自然の流れ、ナチュラルドリフトですよ。(笑)
若狭:え、多分私は(社長のことを)好きですか、嫌いですかと聞かれたら嫌いですって言いますよ(笑)
佐藤:いやいや、一言で言えば、部下が失敗したときに部下に代わって、人前で頭が下げられる人なんですよ。そういう上司はなかなかいないですよ。 ええ、いつも若狭とけんかしてますよ(仕事内容で)、しかも社長に向かってためぐちで。(笑) でも、社長は平和主義ですから、正論には「あ、そう」って引くんですよ。そういう人いないですよ。 ためぐちで社員とけんかできる間柄、一人一人の夢を社員全員がオープンに語れり合える大切な仲間たちが集まった会社なんです。 だから砂子澤グループ、イサゴワールドなんですよ。あ、自分がこの座談会をまとめてしまった。
レポ:なんかかっこいいですよね。
社長:でも川村は冷たいですよ、私の後ろからぼそっと『ワードとエクセルくらいやってくださいよ』って。
川村:苦労して覚えているっていうけど、苦労していないですもん。
佐藤:そういえば、若狭と社長の二人がけんかしてるとみんな静かになりますね。
石杜:黙って聞いているだけですね。
レポ:良くバトル(?)してるんですね。
若狭:しますよ、合わないですもん。(笑)
佐藤:でも(若狭には)社長しか言い返せないんですよ、そのくらい、仕事を誰よりもやっていると思います。だから社長が言うのをみんな聞きながら待っている(笑)。みんな中身を聞いて理解してるんですね。石杜は黙って聞いて判断している。 うちはなんだかんだでバランスがとれているんですよ。
社長:わかるでしょ?社内の雰囲気。
レポ:納得して頷く
佐藤:人ありきってほんとうですね。あれ?さっきから、石杜、一言もしゃべってないけれど(笑)
レポ:石杜さんが着ていらしたジャンパー、あれがハウジングサポートのトレードマークジャンパーなんですよね。
佐藤:ええ、赤くて遠くても目立つカラーです。これは川村が決定したんですよ。なのに、何故か本人は着ないんですよ。
川村:そ、そんなことは・・・(と、動揺)。あ、作業服は深緑色なんですよ。会社のテーマカラーはオレンジとグリーンなんです。
レポ:最後に社長が座談会をまとめてください。
社長:まとめますと、お客様に対して、一生懸命な連中だから集まって起業したんですよ。そして、この5人の夢、考えなど包み隠さず話せる、信頼できる一生の、家族同様の仲間たちです。 もちろん、取引している業者さんにも嘘とか隠し事ないですからね。だから信頼されますし、起業ができたのだと思います。 お客様に家を売るのではなく、満足を売る。建築業はサービス業ということを肝に銘じて、売るだけでお終いではなく、アフターケアのほうこそ大事に心の悩みを解決していきたいです。 そのためには私ども一同「心を磨く」努力を怠らず、お客様に接していきたいと思います。
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ハウジングサポートのザ・座談会
皆さんの熱い想いを、存分に伺うべく座談会をもうけました。
なんと、2時間にわたって 5人の思いをそれぞれ語っていただきました!
少々長いですが、ゆっくりと時間をかけて存分にご覧ください。
(レポーターより )
起業は本当に、ドラマみたいでした
レポーター(以下レポ):まず、どのように起業したのか教えてください。
私ね、文章考えるの好きなんですよ。ビジョンから、方針から・・本当は後からやってもいいことなんだけど、起業にあたって最初の一ヶ月これからはじめました。
ここにいる私、佐藤、石杜、若狭、川村の5人全員と語り合って、相談しあって、会社の方向性を全員で確認して、一致団結して「ハウジングサポート」の経営方針・ビジョンが完成しました。
何故そこにこだわったかというと、社員一人一人の基本がブレていると、(起業しても)長く続かないだろうと。
一同頷く
社長:起業にあたって、奇麗事で言うんじゃないんですけれども、株式会社(全員で資金を持ち寄って)にしたのは全員が取締役となって、取締会で持って、何事も決めるとしたんですね。
ええ、何事にもです。行政書士さんのところに行って話をしたとき、「全員取締役員ですか?」って驚かれたましたよ。(笑)
社長:人数がたった5人の会社ですから、一人が二役、三役やっていかなければ、まわりません。まあ、みてても自然と二役、三役こなしてくれていますけどね。
佐藤:まあ、若狭が一番担っていますかね。
社長:どうなっても、この5人とは一生付き合うかけがえのない仲間だと思ってますから。
レポ:そういえば、年齢層がバランスがいいですね。
社長:これがちょうど良くバランスが良かったんですよ。
佐藤:多分これが、誰か二人とかだと失敗してたかも。(笑)
若狭:ちょっとわかんないですね〜。(笑)
一同(笑)
5人の営業スタイルは個性的
レポ:5人の営業スタイルはどうなんですか?
社長:あ、若狭と一緒に営業に行っても、来なくていいって言われるもん。
若狭:それは主婦の皆さんが若い方がいいってことで・・・(照れ笑い)
社長:ほんとにはっきり言うんだもん。来なくていいって。だから、『はい!分かりました!』って本当に行かないよ。(笑)
佐藤:(主婦にモテている若狭に)やきもち焼いてるから。(笑)
社長:いやいや、若狭は主婦ではなく若い女性に人気があるの。本当に家庭の主婦に人気があるのは石杜。
一同:ああ〜、なるほど〜(納得)。
社長:ちなみに、私と佐藤はおじいちゃん、おばあちゃん(に人気がある)。
一同:ああ〜(再び納得)。
社長:なんていったって、私は昔からおばあちゃん子だったから。だから話をしてて面白いよ。
佐藤:川村は、まだまだこれからだからね。でもすごく一生懸命なんですよ。
川村:人と接することが好きで営業職を選びましたから。すごく、楽しいです。
ハウジングサポートの核とは「戸建、リフォーム、賃貸の3本の柱」
社長:『フリーター』という言葉がありますよね。カタカナにすると響きがいいですけどね、日本語で言うと『世捨て人』という意味合いになるんではないでしょうか?
『おれ、今「世捨て人」』と言われると、どう感じます?でも、これが「おれ、今フリーター」となると、普通に聞こえるでしょう。
一同:神妙になる。
レポ:確かに、フリーターって重みがないですよね、例えると、一回転して社会に戻ってきそうな感じですかね?
内容は同じでも、呼び方1つでお客様の捕らえ方、感じ方が違う。
だいたい同業者さんは『営業』と言ってるね。なぜなら営業のほうが信頼される重みが違うから。『セールス』だとなぜか悪い響きに聞こえてしまう。言葉ひとつですが、それが大事なことなんですよ。
・・・実は こう見えても、私、気が弱いですよ。ですから、些細なことひとつひとつを大事にして、お客様と接していこう、と。
佐藤:で、私の方がイケイケドンドン!な性格と・・・(笑)
一同:大爆笑
社長:その間を縫って、石杜が中立な性格といいますか、立場ですね。石杜は、5人の話の聞き役なんですよ。まさしく、潤滑油的役割、中和させてくれるんですね。
石杜:黙って含み笑
社長:欲を言うと、サポートしてくれる女性が一人いればバランスがもっと完璧なんになるんですけどね〜。男は安心して営業して仕事を増やす、女性が私たち営業や会社を管理してもらう。そうすればハウジングサポートは鬼に金棒ですよ。
(補足追加:座談会の後に、見事女性が入社し、鬼に金棒のバランスになりました!)
レポ:これからハウジングサポートの展開内容はどうですか?主力商品はなんですか?
社長:数年、主にリフォーム関係を(流れ的にも、ノウハウ的にも)しっかりとやってきましたので、いずれリフォームに付随して介護保険適用外事業を謳っていきたいですね。リフォームは介護問題を見据えてやっていきたい。
レポ:介護保険適用外事業とは具体的にどのようなことですか?
社長:適用外事業というのは、しごく簡単に言うとヘルパーみたいなものです。リフォームの話をしに行くいろんな話が聞こえてくるんですよ。些細なことなんですが、ゴミを捨ててほしいとか、草をとってほしいとか。結構あるんです。若い人たちにとってみれば簡単にできることなんですけれど、高齢者にはとっては難しいことになることのほうが多いのです。
そして、高齢者のそういう弱みに付け込んで変なことをやっている業者があるのも悲しい事実です。私たちは、増改築とか新築とかリフォームなど従来のハウスメーカーとしての役割はもちろんのこと、そちらのほうに力をいれて行きたいと考えています。
社長:そのための業者関係さんなどしっかりとつくっているつもりです。きっかけは、起業する前からですが、自分たちでやろうと決めていました。
佐藤:介護目的のリフォームをやってるとそういう情報が流れてくるんですよ。
レポ:それは戸建(注文住宅)だけですか?
レポ:そうすると戸建、リフォーム、賃貸の3本の柱があって、その中でも軸はリフォームで介護に力を入れて展開してきたいと?
佐藤:当然賃貸をやっているとリフォームの話も聞こえてくるんですよ。
今までの新築・新規物件から、耐久性の高い住宅、中古住宅のリフォームと住宅基本法という国の指針も方向性が変わりました。これからは住宅適合法は変わっています。中古住宅のリフォームひとつとってみても考え方が変わりました。今までだと二十何年も建て替えの新築物件の営業をしてきたわけですから、リフォームするのだったら建て替えを薦めた方が良かったわけですよ。でも、これからは違います。 リフォームをすることで対応できるんです。
いえ、正直今まででも、心の中では「まだ十分に住めるのではないか」とは思ったときもあるんですけど難しかった。非常に残念なことをしてきました。
少子化を踏まえてリフォーム、賃貸主力に
レポ:少し話がそれるのですが、前々から疑問に思っていたことがありまして。
今、少子化問題が話題ですよね?最近ニュースで、2050年には人口は7000万人まで衰退するという発表がありました。そうするとあと40年強で家が余る時代がくるのではないかと思うのですが。
去年の経済白書に掲載されてあったのですが「親と同居したいか」という質問ではほとんど『ノー』なんでにすよね。ただ、同居はしたくないけれども、近くにはいてほしい。大きい農家なんかでは一昔前では母屋を二世帯住宅に建て替えていたのですが、今では敷地の土地にもう1つ建てるという事例も増えているんですよ。
そういうことから見ましても、私が今後新築よりもリフォーム部門に力を入れて、介護保険適用外事業とからめていくという方向性は間違っていないのではないかと思います。
佐藤:団塊世代のジュニアがこれから家を建てる年代なんですけれども、確かに新築物件は落ち込むと思います。ただし、賃貸志向、しかもいい物件の賃貸が強まっている世代なんです。
ご両親(団塊世代)は、持家を持っている方が多いですよね。で、団塊世代の子供たちが結婚をして住もうと思ったら家を建てずに住める環境はあるわけなんです。
ただし、先ほど社長が申したとおり、同居はしたくないと。そうなると、若いうちはいい賃貸に住みたいと思うんですよ。そして、それが今までであれば普通の4万5万レベルの物件じゃダメなんですよ。そういう若い人たちが最近は多いんです。
レポ:なぜ4万5万レベルでは駄目なんですか?
レポ:ここ何年か戸建賃貸やメゾネットタイプが多いのはそのためなんですね。
佐藤:オーナー側ではなく、入居者側のことを考えると高い物件でも需要があるから、例えば音が響かないメゾネットタイプや戸建てタイプの賃貸を建てるんですよ。
うちは三本の柱、三本の矢なので、将来的なことを考えても、今後の少子化にもどちらにも対応できるんですよ。
質のいいアパートを建てて、アパートをリフォームしていけばいいんですよ。もともと質のいいアパ ートですから、リフォームで十分使用できます。ですから、やはり基本はリフォームなんですよ。
みんなが安心して暮らしていける場所を提供することが使命
レポ:では、今後家を考えている人に対して、賃貸物件がいいのか、家を建てる(持家)のとどちらがいいのですか?
これは私も思っています。たとえ、その家がバラックだとしても、自分の持家が一番いい。これは間違いないと思います。いくら立派なマンションでも賃貸ですし、購入しても建物の一角にすぎない。
歳をとって、持家がないと十何万もする老人ホームに入るしかないんですよ。現時点のお話ですけどね。月に十何万ですよ?そんなお金もっている人、たくさんはいませんよ。
ですから理想ですが、最終的には多少安くても、狭くても全員が家を持っているか、お年寄りに優しいバリアフリーの賃貸があって、みんなが安心して暮らしていける場所を提供したい。
それが私どもの会社の義務、使命だと思っています。
今は、起業したばかりですので理想論に聞こえるかもしれませんが、もう少し時間をかければステップして基礎をつくったらできそうな気がします。
佐藤:もともと盛岡市は、東北の中で宮城県仙台市の次に土地が高いんですよ。市内で土地を買っても建てられない人も多くいるんです。だから矢巾など盛岡の近郊に家を持つ人が多い。
一昔前の大手メーカーがモデルハウスを大きくつくってしまったこと。
その大きさが標準になってしまった。確かに今より2世帯同居も多かったですし、家族人数が多かったかもしれません。
ただ、これは核家族主流の今の時代には当てはまらないということなんです。(大きい家が良いというステータス)
悪しき慣習(間違った認識)は正していかなくてはならねばと思っています。
佐藤:夫婦の快適な空間があればいい。もしくはお客さんや子供が来たとき、ちょっと休めるスペースがあればいい。
レポ:子供も成長していって、思春期には子供部屋が欲しいと思って用意する。でも、大きくなって家を出れば不要な部屋となりますよね。
社長:少子化になってきましたでしょ?子供のために部屋を沢山つくるのはナンセンス。将来的な目で、残りは夫婦二人ですからね。沢山部屋が余る家になってしまう。
社長:家を建てるにあたってお客さんは、これこれああしたい、こうしたいって希望をいいますよね。一生に一度の家ですから当然です。それに対して、私ども営業は、いかにもやってあげるみたいな。これだけ頑張りますよと。でも、それはおかしい。お客さんに、逆にこれくらいの予算だったらこれくらいのことができます。と提案するのが本当じゃないのかなって。
お客様が「これこれお願いします」、私どもハウスメーカーの営業がいかにも「これくらいかかります。」みたいなやりとり。
お客様に本当に信頼されるには、お客様にいくらご予算をお出しできるんですかって聞いて、このくらいの予算だったらこのくらいのことはできますって要望に応えるのが本来の姿ではないかと。これをしないと本当に欲しい家がブレてきてしまいますよ、と。これは若狭に言われて、ドキッとしました。
レポ:ハウスメーカーさんは家のタイプはこうだと。
営業マンの方は高いモデルハウスの方からああだこうだと、説明をして進めていますよね。
じゃあ、実際見たときにあれが足りない、これが足りない、そうするとじゃあ足しましょうと、結局予算が高くなってしまう。じゃあ、最初の値段はなんだったの?みたいなことは経験あります。
ウォシュレットをつけましょう、洗面台はこれがいいでしょう、流し台はこれが理想ではありませんか?
・・・ 正直、一連の流れ台詞で私も売ってきたことはありますよ。
最低限シンプルなものでほしいものを聞いて、そのあと他にご希望ございますか?という形の流れが本当なんですよ。
お客様は本当はこのくらい部屋数がほしいけれども、予算がこのくらいだから、それにあわせた予算組みで部屋をつくればいい。
予算の中でさえやれれば、殿様営業しなくても全然問題はないはずなんですね。
若狭:リフォーム設備というよりは手直しするからこその建物ですから。メンテナンスしなければ、さびてきますので、ようは車と一緒ですよ。
社長:新築物件(注文住宅)としては高断熱、高気密、は最低条件。自然の素材を売っている会社は少し寒いほうがいいなんていいますけど、それは嘘ですよ。
新築の最低条件として、高断熱、高気密、全室暖房、全室換気それに自然素材がアルファできれば最高ですよ。質のいい家を買ってもらってリフォームして長く付き合っていくことができます。
家族や仲間を大事にできてこそ家がある
若狭:男は25で結婚しなくちゃダメなんだ。って20歳の頃から結婚するまでの5年間言われ続けたんですよ〜。(実際、25歳手前で結婚しました。)
でも、家族を大事にしろって言われている割には、社員みんな結婚指輪してないんですけどね。
結婚指輪をしてはだめだっていわれてるんです。
一同:大爆笑
佐藤:なんだかんだとはいえ、社長には『徳』があるんですよ。なんでみんなが集まったかというと、社長の人徳ですよ。自然の流れ、ナチュラルドリフトですよ。(笑)
若狭:え、多分私は(社長のことを)好きですか、嫌いですかと聞かれたら嫌いですって言いますよ(笑)
一同:大爆笑
佐藤:いやいや、一言で言えば、部下が失敗したときに部下に代わって、人前で頭が下げられる人なんですよ。そういう上司はなかなかいないですよ。
ええ、いつも若狭とけんかしてますよ(仕事内容で)、しかも社長に向かってためぐちで。(笑)
でも、社長は平和主義ですから、正論には「あ、そう」って引くんですよ。そういう人いないですよ。
ためぐちで社員とけんかできる間柄、一人一人の夢を社員全員がオープンに語れり合える大切な仲間たちが集まった会社なんです。
だから砂子澤グループ、イサゴワールドなんですよ。あ、自分がこの座談会をまとめてしまった。
一同:大爆笑
レポ:なんかかっこいいですよね。
社長:でも川村は冷たいですよ、私の後ろからぼそっと『ワードとエクセルくらいやってくださいよ』って。
一同:大爆笑
佐藤:そういえば、若狭と社長の二人がけんかしてるとみんな静かになりますね。
石杜:黙って聞いているだけですね。
レポ:良くバトル(?)してるんですね。
若狭:しますよ、合わないですもん。(笑)
佐藤:でも(若狭には)社長しか言い返せないんですよ、そのくらい、仕事を誰よりもやっていると思います。だから社長が言うのをみんな聞きながら待っている(笑)。みんな中身を聞いて理解してるんですね。石杜は黙って聞いて判断している。
うちはなんだかんだでバランスがとれているんですよ。
社長:わかるでしょ?社内の雰囲気。
レポ:納得して頷く
佐藤:人ありきってほんとうですね。あれ?さっきから、石杜、一言もしゃべってないけれど(笑)
一同:大爆笑
レポ:石杜さんが着ていらしたジャンパー、あれがハウジングサポートのトレードマークジャンパーなんですよね。
佐藤:ええ、赤くて遠くても目立つカラーです。これは川村が決定したんですよ。なのに、何故か本人は着ないんですよ。
川村:そ、そんなことは・・・(と、動揺)。あ、作業服は深緑色なんですよ。会社のテーマカラーはオレンジとグリーンなんです。
レポ:最後に社長が座談会をまとめてください。
もちろん、取引している業者さんにも嘘とか隠し事ないですからね。だから信頼されますし、起業ができたのだと思います。
お客様に家を売るのではなく、満足を売る。建築業はサービス業ということを肝に銘じて、売るだけでお終いではなく、アフターケアのほうこそ大事に心の悩みを解決していきたいです。
そのためには私ども一同「心を磨く」努力を怠らず、お客様に接していきたいと思います。
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